MEDに準じた内視鏡を使用し、頚椎ヘルニアや頚椎症性脊髄症を治療する新しい手術です。高度な技術を要し、特定の病院でしか受けれらない手術です。皮膚切開はわずか18~20mmの低侵襲手術で、従来法では術後の頚椎の変形が長期的に生じる可能性がありますが、内視鏡下手術では切開範囲が小さいため可能性が低くなります。また、1週間程度の早期退院が可能です。
対応疾患
頚椎椎間板ヘルニア / 頚椎症性神経根症 など。
手術前、手術後の画像
MECDでは一箇所の皮切で二箇所の手術が可能です。MECDでは後方からの除圧が十分な場合、ヘルニアは摘出しません。手術後の画像では矢印部分の骨に穴が開いて、神経の圧迫が解除されております。