グループ紹介

ご挨拶

医療法人財団 岩井医療財団 会長 稲波弘彦

稲波弘彦 (いななみ ひろひこ)

医療法人財団 岩井医療財団
 会長
稲波脊椎・関節病院
 名誉院長

低侵襲手術に注力し、
国内症例の約10%の実績

※ 患者さんのお体の負担が少ないこと。

 より安全で高度な医療技術を磨いて磨いて追及する。そうした姿勢・取り組みを常に実践することで、患者さんにご満足いただけ、職員も誇りをもてる医療を提供しています。

 患者さんがご自身の病状をしっかりと把握し、お仕事や生活環境にあった、患者さんのお体に負担の少ない治療の選択肢をわかりやすくご紹介して、ご納得いただける治療を推進します。そのための高度な画像診断・読影体制や、電子カルテによるフルオーダー体制も整え、医療事故の予防にも積極的に取り組んでいます。

 岩井整形外科病院は、頸椎、胸椎、腰椎椎間板ヘルニア手術、脊柱管狭窄症除圧術、内視鏡下椎体固定術、レーザー椎間板減圧術、経皮的髄核摘出術など、低侵襲な医療の提供につとめ、日本整形外科学会発表の全国内視鏡手術のうち約10%の症例を実施しています。

 稲波脊椎・関節病院は、これをより発展させるべく、高度な検査体制、医師、設備、リハビリテーション施設などを備え、治療後も患者さんの幸せなお暮しを見守ってまいります。

略歴等

略歴

  • 東京大学医学部医学科卒業
  • 東京大学医学部整形外科学教室 入局
  • 都立墨東病院 三井記念病院 虎の門病院等に出向
  • 1990年 岩井整形外科病院 院長 就任
  • 2015年 稲波脊椎・関節病院 院長就任
  • 2020年 医療法人財団岩井医療財団 会長就任、稲波脊椎・関節病院 名誉院長就任

役職

  • NPO法人日本治療的乗馬協会 副理事長
  • 一般社団法人 日本運動器科学会 名誉会員
  • 東京都臨床整形外科医会 名誉会員
  • 稲波脊椎・関節病院 名誉院長

学会認定・資格

  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
  • 日本脊椎脊髄病学会名誉指導医

受賞歴

  • 2011年 東京大学整形外科奨学会賞
  • 2020年 日本整形外科学会功労賞

パンタグラフ型手指創外固定器の発明

パンタグラフ型手指創外固定器

私の開発した手の骨折の治療機器は骨折の最も標準的な教科書であるRockwood and Green's Fractures in Adults(Lippincott-Raven Publishers)に紹介されています。手の骨折治療機器の名称は、パンタグラフ型手指創外固定器、またはDynamic External Finger Fixatorです。

著書

  • 『臨床整形外科学』 中外医学社 分担執筆
  • 『小児外科看護マニュアル』 メヂカルフレンド社 共著
  • 『医師が書いた専門病院建築』 日本プランニングセンター 共著
  • 『メディカルコンディショニングガイド』 診断と治療社 共著
  • 『ハンター新しい手の外科』 共同医書出版社 分担翻訳
  • 『整形外科手術クルグス』 南江堂 分担執筆

発表論文

  1. Role of 18F-fluoro-D-deoxyglucose PETCT in Diagnosing Surgical Site Infection After Spine Surgery With Instrumentation
    Inanami H, Oshima Y, Iwahori T, Takano Y, Koga H, Iwai H
    Spine Volume40, Number2 2015

  2. 内視鏡下での腰椎椎体間固定術のコツと陥穽
    稲波 弘彦
    メディカ出版 整形外科 Surgical Technique Vol.3 No.3 2013

  3. 内視鏡下での腰椎椎体間固定術のコツと陥穽
    稲波 弘彦、古閑 比佐志、岩堀 智之
    Journal of Spine Research 第1巻 8号 2010

  4. 内視鏡下椎間板摘出術のポイント
    稲波 弘彦
    整形・災害外科 Vol.50 No.8 2007

  5. 整形外科専門医制度を考える-国民が納得できる"整形外科専門医"について考えよう-
    稲波 弘彦、高岡 邦夫、豊島 良太、長野 昭、富田 勝郎
    医学書院 臨床整形外科 38巻3号 2003

  6. 第一線の医療現場からみた明日の整形外科
    大井 利夫、那須 耀夫、稲波 弘彦、菊地 臣一
    医学書院 臨床整形外科 36巻5号 2001

  7. 混合診療の必然性と留意点
    稲波 弘彦
    整形・災害外科 Vol.44 No.11 2001

  8. PIP関節内骨折に対するパンタグラフ型創外固定器の治療
    稲波 弘彦
    東京都臨床整形外科医会会誌第25号 別冊 2000

  9. 民間中小病院での在院日数短縮化の試み-クリニカルパスを活用した退院計画
    稲波 弘彦
    日本醫事新報 No.3842 1997

  10. PIP関節内骨折に対するパンタグラフ型創外固定器の治療
    稲波 弘彦、二ノ宮 節夫、奥津 一郎、立花 新太郎、中道 健一
    国際医書出版「骨・関節・靭帯」第8巻 第6号別冊 1995

  11. 慢性腰痛症に対する腰部伸展筋および腰部屈曲筋訓練の効果比較
    稲波 弘彦、野間 清邦、田口 貞文、水島 伸、立花 新太郎
    理学診察(J.Physical Medicine) 1995

  12. Dynamic external finger fixator for fracture dislocation of the proximal interphalangeal joint
    Inanami H, Ninomiya S, Okutsu I, Tarui T, Fujiwara N
    The Journal of Hand Surgery 1993

  13. 慢性腰痛症に対する背筋力強化訓練の治療効果
    稲波 弘彦、野間 清邦、田口 貞文、佐藤 淳、立花新太郎
    南江堂 別冊整形外科No.24 1993

  14. 健康増進の技術は伝統医学も援用した実効のあるものがよい
    稲波 弘彦
    医療'92 1992

  15. 慢性腰痛症に対する背筋力強化の治療効果(Lumber Extension Machineを用いて)
    稲波 弘彦、野間 清邦、田口 貞文、新谷 雅樹、田原 三和子
    第35回腰痛研究会 1992

  16. 骨格筋由来クレアチンキナーゼと腰椎疾患
    稲波 弘彦、河端 正也、立花 新太郎、中山 年正
    臨床検査 医学書院 1991

  17. 血清クレアチンキナーゼの異常高値を示した腰椎疾患の9例
    稲波 弘彦、河端 正也、滝沢 博、三上 凱久、立花 新太郎、桃井 康晴
    南江堂 臨床雑誌「整形外科」41巻 1号 1990

  18. 医療機関におけるプリペイドカード・システム
    稲波 弘彦、神谷 賢、橘 信光
    江戸川医学会 一般演題 1989

  19. PIP関節内骨折に対する整復力可変型創外固定装置の開発
    稲波 弘彦、二ノ宮 節夫、加藤 隆史、捶井 隆、清水 泉
    江戸川医学会 一般演題 1989

  20. 指関節内骨折に対する牽引療法の進歩
    稲波 弘彦
    看護技術 1989

  21. 老人の腰痛と漢方薬
    折茂 肇、内山 純男、稲波 弘彦、関 直樹
    都医ニュース TSUMURA MEDICAL INFORMATION 1989

  22. PIP関節脱臼骨折に対する新しい治療法
    稲波 弘彦、二ノ宮 節夫、捶井 隆、奥津 一郎、藤原 稔泰
    日本手の外科学会雑誌 別冊 1988

  23. 皮膚温モニタリングシステムによるfree flapの壊死の予防
    稲波 弘彦、奥津 一郎、二ノ宮 節夫、黒島 永嗣、高取 吉雄、平木 誠一郎、清水 泉
    The Japanese Journal of Plastic&Reconstructive Surgery Vol.31 1988

  24. 早期自動運動療法における有刺腱縫合糸の腱組織把持力
    稲波 弘彦、二ノ宮 節夫、黒島 永嗣、平木 誠一郎、奥津 一郎
    日本手の外科学会雑誌 別冊 1986

  25. 月状骨軟化症における発症要因について
    稲波 弘彦、平木 誠一郎、黒島 永嗣、高取 吉雄、堀中 晋、高見 博、奥津 一郎、二ノ宮 節夫、大久保 行彦
    南江堂 臨床雑誌「整形外科」34巻 12号 別冊 1983

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岩井グループは東京都に4つの医療・福祉施設を運営しております。脊椎疾患の低侵襲治療を主体とし、内視鏡下手術 30,000件以上の実績を持つ整形外科治療に特化したグループです。
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