医療安全推進事業
インシデント・アクシデントレポート制度を導入し、院内の監視を進めています。ヒヤリ・ハッと事例の情報共有と評価・検討・改善により医療安全に努めています。また、このレポートは東京都病院協会を経由して都内の各病院にも情報共有され、医療安全体制の向上に役立てられていました。
また、毎年日本整形外科学会に脊椎内視鏡下手術のインシデント件数を報告しており、2015年はグループ全体で83件と国内の医療機関から報告されている件数の約2割となりました。重大な医療事故につながりかねないインシデントは少なければ少ないほど良いですが、当グループでは些細なミスでも院内で共有して改善するだけでなく、国内外全ての医療機関で起こりうる医療事故を未然に防ぐために、然るべき機関に報告することを徹底しております。
事務部門での要確認症例の抽出と検討
電子カルテの導入に伴い、同一疾病の患者さんの治療日数・入院日数をデータ管理し、標準値と比較して長期に渡っている患者さんについては、事務部門においてその原因調査と対策を策定するシステムを構築しました。現在、このシステムの運用領域の拡大を進めています。