2019年04月15日
当院では、PFM(Patient Flow Management)を導入しました。
PFMとは、患者さんの入退院における諸問題の早期解決を目的に、入院前の外来の段階で必要な情報を収集し、入院中や退院後の生活を見越した支援を行うことです。
安全な手術を行うため、術前検査・検査結果確認、手術に対しての説明、患者さんの意思確認、だけでなく、入院生活がイメージできるよう入院説明も行います。
当院は、手術を目的として入院される患者さんが多く、クリティカルパス※1 に準じ、退院日が決まります。入院前から患者さん個々の必要な情報を確認させていただき、医療チームで共有することで、円滑な入院医療の提供と退院支援※2 を行います。
患者さんに安心して入院生活を送っていただくため、入院日までに再度来院していただくことがありますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
なお、現在治療中の疾患のある方は、かかりつけ医の診療情報提供書やお薬手帳を持参していただくと、よりスムーズに手術の準備ができます。
※1 クリティカルパスとは:手術ごとの検査や治療、処置、看護師によるケアや、薬剤師・栄養士による指導などの一般的な経過を説明するためにまとめたスケジュール表のこと。(参考:MEDのクリティカルパス)
※2 退院支援とは:当院に入院され、治療を受けられた患者さんが、退院後どのような生活を送られるかという意思決定をサポートすること。