手術・治療のご案内

MEL(内視鏡下腰椎椎弓切除術)とは

MELのメリット・デメリット

メリット
傷痕が目立ちません。
従来法のように背部の筋肉を大きく切る必要がない。
術後の痛みが軽く、回復も早く、手術部分の細菌感染の危険性が少ない。
退院が早く(4~6日)、日常生活や仕事への復帰も早い。
デメリット
MEDと異なる点は、椎弓を切除しますので、MEDに比べると出血量はやや多く、手術時間もやや長くなります。不安定性が強く、除圧のみでなく固定が必要な場合も適しません。

MELの動画紹介(当院医師による手術動画)

従来の手術方法との比較

腰部脊柱管狭窄症の手術紹介
手術の種類 術式 麻酔 入院日数 保険適用
内視鏡下手術 MEL 全身麻酔 4~6日 有り 18~20mm × 1箇所
内視鏡下手術 FEL 全身麻酔 3~4日 有り 8~10mm × 1箇所
内視鏡下手術
(固定術)
ME-PLIF/TLIF 全身麻酔 8~10日 有り 18mm × 1箇所
12mm × 4箇所
内視鏡下手術
(固定術)
XLIF 全身麻酔 8~10日 有り 30mm × 1箇所
12mm × 4箇所
切開手術 従来法 全身麻酔 3週間程度 有り 120mm~150mm
          × 1箇所

※ 上記はあくまでも目安です。術前の状態や術後経過、入院日によって個人差があります。

MELの入院から退院までの流れ

手術前日
入院 術前の準備をします。
※ 飲食は夕食まで摂取可能です。
※ 飲水は夜9時迄可能です。

※ 糖尿病など合併症のある方は術前に数日間入院して頂く場合もございます。
※ レントゲンやMRIにより詳細な情報が得られない場合は、脊髄造影検査目的の入院を数日間していただく場合がございます。

手術当日
準備 注射・点滴などの事前準備を行います。その後、ストレッチャーで手術室へ移動します。
手術 手術を行います。
術後 病室へ戻ります。
※ 飲食・飲水はお腹が動くまで不可。
術後1日
飲食可能。ベッドから起き上がれます。
術後2日
散歩をすることができます。
術後2~4日
退院
術後1週~
軽作業が可能になります。

※ 上記は一般的な予定であり、個人差があります。

MELに関するQ&A

Q01

入院期間はどれくらいですか?


回 答

4~6日(術後2~4日)です。入院日数は、手術前日の入院から退院までの日数になります。あくまで目安になりますので、患者さんの状態によっては長くなる場合もあります。

Q02

保険適用ですか?


回 答

はい、保険適用です。

Q03

入院・手術費はどれくらいですか?


回 答

入院・手術費について」をご確認ください。

MELを受けられた患者さんの声

当グループではホームページでの「患者さんの声」掲載を中止致しましたが、ご希望の方にはメールまたは郵送にて送付するサービスを行っております。詳細は「患者さんの声」ページをご覧ください。

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手術までの流れをご一読して頂き、整形外科外来にて常勤医師の診察をお受けください。

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当院は以下の認定病院です。
整形外科専門医研修認定施設、脊椎脊髄外科専門医基幹研修施設。

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