膝前十字靭帯損傷のMRI写真


膝前十字靭帯損傷(断裂)の原因は「接触型」「非接触型」の二つに分かれます。
スポーツ動作でのストップや、方向転換で踏み込んだ時に、膝の強いずれ感、もしくは「ブチッ」または「ゴキッ」などの衝撃を感じます。
転倒し、数分間は膝を抱え動けないほどですが、その後は歩行は可能なことが多いです。しかし数時間のうちに腫れが起こり、動きが悪くなりますのでなるべく早期に氷で冷やし続けることが望まれます。
痛みは外側に起こりやすいですが、レントゲンでは異常がないことがほとんどです。
2週程度で痛みと腫れも落ち着き、小走りも可能となりますが、踏ん張って身体を支えるのは怖さが残ります。普段の生活はあまり困ることはなく、直線での走りはスピードを上げられますが、ストップ動作には怖さがあり、不用意に止まると膝がズレて亜脱臼が起こります。
「ずれ感」があり、「関節の腫れ」が起こればスポーツ整形外科で膝の専門医の診断とともにMRI検査が必要になります。
靭帯は断裂していることが多いので、時期を見て靭帯再建術が必要です。受傷初期は正しい診断のもと、早期に関節の動きを良くするリハビリが必要です。動きが良くなれば、再建時期を相談します。
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