膝前十字靭帯とは膝関節の中にある靭帯で、運動する時などに膝を安定させる役目をしています。また、略語としてACL(エーシーエル)とも呼ばれます。
膝前十字靭帯損傷は主にスポーツをしている人に起こり、特にサッカーやバスケットボールなどに方向転換を伴うスポーツに多く見られます。
膝前十字靭帯とは膝関節の中にある靭帯で、運動する時などに膝を安定させる役目をしています。また、略語としてACL(エーシーエル)とも呼ばれます。
膝前十字靭帯損傷は主にスポーツをしている人に起こり、特にサッカーやバスケットボールなどに方向転換を伴うスポーツに多く見られます。
膝前十字靭帯損傷(断裂)の原因は「接触型」「非接触型」の二つに分かれます。
スポーツ動作でのストップや、方向転換で踏み込んだ時に、膝の強いずれ感、もしくは「ブチッ」または「ゴキッ」などの衝撃を感じます。
転倒し、数分間は膝を抱え動けないほどですが、その後は歩行は可能なことが多いです。しかし数時間のうちに腫れが起こり、動きが悪くなりますのでなるべく早期に氷で冷やし続けることが望まれます。
痛みは外側に起こりやすいですが、レントゲンでは異常がないことがほとんどです。
2週程度で痛みと腫れも落ち着き、小走りも可能となりますが、踏ん張って身体を支えるのは怖さが残ります。普段の生活はあまり困ることはなく、直線での走りはスピードを上げられますが、ストップ動作には怖さがあり、不用意に止まると膝がズレて亜脱臼が起こります。
「ずれ感」があり、「関節の腫れ」が起こればスポーツ整形外科で膝の専門医の診断とともにMRI検査が必要になります。
靭帯は断裂していることが多いので、時期を見て靭帯再建術が必要です。受傷初期は正しい診断のもと、早期に関節の動きを良くするリハビリが必要です。動きが良くなれば、再建時期を相談します。
入院 | … |
術前の準備をします。 ※ 飲食は夕食まで摂取可能です。 |
※ 糖尿病など合併症のある方は術前に数日間入院して頂く場合もございます。
準備 | … | 注射・点滴などの事前準備を行います。その後、ストレッチャーで手術室へ移動します。※手術前は禁食です。 |
手術 | … | 手術を行います。手術中、レントゲンをとります。 |
術後 | … |
病室へ戻ります。手術後はベッドで安静にしていただき、患部を冷やし続けます。 ※ 手術終了1時間後に飲水が可能になります。飲食は手術時間などによって異なりますが、その日の夕食から可能になります。 |
※ 上記は一般的な予定であり、個人差があります。
膝前十字靭帯再建術の手術を受けられた患者さん用にリハビリ動画を公開しております。
当グループではホームページでの「患者さんの声」掲載を中止致しましたが、ご希望の方にはメールまたは郵送にて送付するサービスを行っております。詳細は「患者さんの声」ページをご覧ください。
手術までの流れをご一読して頂き、整形外科外来にて内山副院長、 福田医師、山口医師の診察をお受けください。内山副院長はこれまで3,000件以上の前十字靭帯断裂の再建術を行ってきました。その種目数も100以上に渡ります。
他の病院で膝前十字靭帯断裂・損傷等の診断が付いている方は、下記ボタンよりお問い合わせください。患者さんが早く受診出来るよう調整させていただきます。
当院で膝前十字靭帯再建術を受けられた患者さんアンケートをお願いしており、2016年12月から2017年6月までに約60名の患者さんにご協力をいただきました。アンケートは、①当院を何で知ったか ②当院での入院期間 ③当院でのリハビリについて ④出勤までの日数 ⑤出勤時に松葉杖を使用していたか ⑥出勤時に痛みがあったか の計6項目について回答していただきました。
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〒140-0002 東京都品川区東品川3-17-5
診察受付時間/08:30~11:00、13:00~16:00
休診日/日曜・祝祭日・土曜午後
当院は以下の認定病院です。
整形外科専門医研修認定施設、脊椎脊髄外科専門医基幹研修施設。