適切な診断について

当院が重視している診断についてご紹介します。

私たちが診療において最も重要視しているのが「適切な診断」です。

ただ闇雲に手術をするのではなく、患者さんの状態を十分に理解し、
患者さんの病態にあった最適な治療を提供するよう努めております。

その上で手術治療を選択する場合は、
患者さんの身体への負担を最小限にできるよう、
MRI等の画像検査に加え、ブロック注射を診断的に行い、
患部のみをピンポイントで特定し治療しております。

適切に診断することで、
脊椎内視鏡下手術は真の低侵襲治療になると考えております。

ヒト型の予診用紙

問診票

原因となる部分を
ピンポイントで特定します

患者さんに「どこに痛みや痺れ、動かしづらい部位があるか?」などを書いて頂き、その訴えを精査して、原因となる部分をピンポイントで特定します。患者さん自身が書いてきてくださった疾患の経過メモなどがあれば大いに参考にしています。

レントゲン・CT・MRI画像

レントゲン

検査画像の中で、症状を起こし得る
部位を特定していきます

主訴と画像所見は一致しないこともよくあります。脊椎が湾曲、すべりが生じていても症状を起こしていない場合も少なくありません。

ABI・SNAP検査

ABI

ABIやSNAP検査も実施

原因部位を特定するために、血管運動系としてABI検査だけでなく、椎間孔の内側の脊柱管内病変なのか椎間孔内外の病変かを鑑別するための補助診断ツールとしてSNAP(sensory nerve action potential)の検査やDTI(diffusion tensor imaging)なども行っております。

ブロック注射

ブロック注射

ブロック注射による原因部位特定

画像診断だけでは主訴の原因となる部分を特定出来ない場合もよくあります。このような場合にはいくつかのブロック注射を行って、原因部位を特定していきます。ブロック注射の種類として、神経根ブロック、椎間関節ブロック、仙腸関節ブロックなどがあり、ブロックしたことにより疼痛がある一定のレベル改善した場合に当該部位が原因であると基本的には考えております。

血管撮影・血液検査・胸部レントゲン・心電図

心電図

手術を安全に行えるかの
検査も行います

手術する部位をピンポイントで決めることと、手術を安全に行えるかどうかの検査は並行して行っていきます。

手術動画

内視鏡内

手術動画を医師全員で情報共有

術者として手術で難しかった箇所などは医師全員で情報共有します。全ての手術画像は保存してあり、若手医師の育成や技術向上などに役立てています。

一歩先のスタンダードへ 

〒140-0002 東京都品川区東品川3-17-5
診察受付時間/08:30~11:00、13:00~16:00
休診日/日曜・祝祭日・土曜午後

当院は以下の認定病院です。
整形外科専門医研修認定施設、脊椎脊髄外科専門医基幹研修施設。

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